最新エッセー:真なる救済は、苦痛を取り除こうとすることにあるのではなく、「一なるもの」を知ることにある。

金銭や健康や良好な人間関係は、悟りの副次効果としてもたらされます。幸せになりたいのであれば、あなたはまず悟りを目指すべきなのです。このエッセーは、その霊的教えの核心を、解説します。
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レイキセミナー(於:Palatine, IL)

レベル1:Apr 14, 2019
エッセー前作

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Reiki(霊気:レイキ)とは何か?

Reikiは、体内外のエネルギーバランスを調整することで、健康の維持・回復を目指すヒーリング技法の一つです。法律で定めるところの医療行為ではありません。
代替医療(Alternative Medicine)もしくは、補助医療(Complementary Medicine)に分類されています。代替医療の分野の中でも、Vibrational Medicine もしくはEnergy Workなどと呼ばれるサブカテゴリー(その他にも、Energy Healing, Energy Medicineなど呼び方多数)で捕らえられています。Energy Work としては、全米で最も普及しかつ人気を博している技法です。

Reikiの特徴

Reikiは、人間が元来保有している「氣」「プラナ」などと呼ばれる生命エネルギーを利用しますので、副作用の無い安全な技術です。超能力(特殊発達能力)で治療するのではありません。いわゆる心霊療法と呼ばれるものではありません。また、Reikiは純粋にヒーリング技法であり、特定宗教との関わり合いは一切ありません。

Reikiの効能

Reikiは、人間を取り囲むように存在し、体内外を流れる生体エネルギーを、本来あるべき状態に近づける作用があります。エネルギーの状態(質:振動数、量、流れ)を秩序だてて、バランスをとり戻します。その結果、人間が持っている自己治癒力が引き出され、様々な種類の疾病の治癒を助けます。身体的な健康ばかりでなく、精神的な安らぎ、非常に深いレベルでの自己肯定にも寄与します。

以下に、Reikiの効果があるとされている諸症状の一部を紹介します。

  • 身体的効果:頭痛・筋肉痛・関節痛などの様々な痛みの緩和、疲労回復、食欲不振・便秘・下痢・消化不良といった消化器系問題の解消、喘息の緩和、月経不順の解消、外傷の治癒期間の短縮、など。

  • 精神的効果:不安や「うつ」の解消、思考の明晰化、情緒の安定、など。

  • 霊的効果:潜在意識に存するトラウマの解消、自己肯定、他者との関係の肯定、など。

Reikiの安全性

Reikiは、自己治癒の過程で必要とされるエネルギーを補うものですから、どのような疾病に適用しても、安全です。一つの症状を緩和するために、全く別の心身問題が発生するといった副作用はありません。他のあらゆる医療技術、ヒーリング技術と併用しても、弊害はありません。

安全性については全く問題ないのですが、Reikiによって疾病が癒される過程で、不快感を伴う場合がまれにあります。それは、ちょうど、手や足の傷口が治る時に、かさぶたに「かゆみ」を覚えるのと同じことです。例えば、関節痛に悩む方がReikiを受けた場合、すぐにその痛みが軽減するケースがほとんどなのですが、まれに、直後数日間は痛みが増して、その後劇的に快方にむかうといったことがあります。この痛みの一時的増加は、「好転反応」と呼ばれる必然的プロセスで、Reikiが「自己治癒」をもたらしている証拠とも考えられ、ご心配には及びません。

Reikiセッション

セッションの実際の流れは次のようになります。まず、最初の15分ほどで、問診によりお客様の状態を把握します。次に、お客様にはマッサージテーブルの上に、服を着たまま横になっていただきます。そして、ヒーラーは、身体の様々な部位(額、肘、肩など)に、手をやさしく軽く触れるようにのせます。不快感を与える部位(乳房など)に触れることはありませんので、ご安心下さい。各部位に1分から5分ほど手をそえ、その手からエネルギーを伝えていきます。通常のセッションは1時間ほどになりますが、お客様のエネルギーの状態に応じて多少前後することはあります。最後の10分は、質疑応答と今後の方針について話し合うために使います。全体で1時間30分程度費やします。

Reikiの由来

Reikiは、大正末期に臼井甕男(うすいみかお)(1865-1926) 氏が創始しました。京都鞍馬山で断食修行中にエネルギーの覚醒があったと言い伝えられています。臼井氏は、東京青山に学会を開き、治療と教育にあたり、その生涯で、累計数10万人がReikiの恩恵にあずかったといわれています.。しかしながら、高弟3人が皆海軍軍人であったこともあり、第二次大戦以降日本では下火になります。

現在欧米で普及しているReikiは、ハワイ日系2世の、高田はわよ(1900―1980)という女性に由来します。自身の難病(ぜんそく、虫垂炎、胆嚢石、癌を併発していたといわれています)を日本でReikiによって治した経験から、彼女は、臼井氏の高弟の一人の林忠三郎氏(1879―1941)に師事し、そしてハワイでクリニックを開きました。彼女は22名の指導者を育て、その22名のマスターたちによって、世界中に広められ、現在では、 世界のレイキ実践者は500万人以上と推定されています。

現在日本では、海外から逆輸入する形でその普及がすすんでいます。

   

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