最新エッセー:真なる救済は、苦痛を取り除こうとすることにあるのではなく、「一なるもの」を知ることにある。

金銭や健康や良好な人間関係は、悟りの副次効果としてもたらされます。幸せになりたいのであれば、あなたはまず悟りを目指すべきなのです。このエッセーは、その霊的教えの核心を、解説します。
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レイキセミナー(於:Palatine, IL)

レベル1:Apr 14, 2019
エッセー前作

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Integral Bodywork
- Healing through the wisdom of your body
1 hour session for $100

Integral Bodyworkとは?

Integral Bodywork=
(1)身体との対話:身体感覚(Felt identity)の回復
+(2)呼吸法
+(3)特殊なストレッチによるトラウマの解消(Myofascial Release)
+(4)エネジーヒーリング
+(5)筋肉をほぐす(マッサージ)
+(6)経穴(つぼ)への刺激
 





Integral Bodyworkとは、全人格的な(Body、Mind、Spiritを包括する)「癒し」をもたらすことを目指しています 。身体の緊張に伴う不快感の多くは、精神的な不安が筋肉を硬直させたことにより、老廃物等が蓄積したことで発生します。この状態を抜本的に解消するためには、精神的な不安を緩和した上で、筋肉をほぐし老廃物の排出を促す、というように、精神と肉体双方に働きかけることが望まれます。Integral Bodyworkは、それを目指すものです。

形式としては、マッサージのセッションと変わりがありません。しかし、あなたが受ける過程は、マッサージよりも深いものになります。

  • まず、それは、あたかも心理カウンセリングのようです。私は、あなたの「コリ」の部分に触れながら、どんな感情がそこでブロックされているかを指摘します。そして、加藤の指示に従い、あなたはヴィジュアリゼーションやアファーメーションを行うことで、感情の開放を促します。あなたは、あなたの気持ちがとても楽になるのを感じます。
  • 次に、それは、まるでヨガや太極拳をしているようです。加藤は、あなたに適切な深い呼吸をするようにガイドします。このとき、身体の中を、「気」がめぐるのをあなたは感じます。
  • 更に、それは、自己変革の過程です。Myofascial Releaseという技術を使用しながら、細胞のレベルで蓄えられたトラウマを解消します。このとき、あなたは、あなたに閉塞感を与えていた重い感覚が無くなり、あなたが自由になったように感じます。
  • 更に、エナジーヒーリングの技術が加えられて、身体内の「気」のめぐりがよくなり、あなたは自分がヴァイタリティーを取り戻しているのを感じます。

個々の技術が単独で分断されながら施されるのではなく、ほどよくブレンドされ、調和されながら施されます。この深い過程を通じて、心身が共に癒され、身体全体に統一感がもたらされ、すっきりと爽快感が得られます。


精神と身体の同時ヒーリングはなぜ必要か?

残念ながら、我々の多くは身体を失っています。これは、何か事故や手術によって、身体の一部(例:四肢や臓器)が物理的に失われてしまったということを、意味しているのではありません。「身体を失っている」という表現が意味しているのは、我々は、身体の内側で何が起きているかを、感じていない、ということです。

我々は、本来であれば、身体の隅々で起きていることを感じることが出来るのです。例えば、あなたが、風邪を引いて、一般の感冒薬を飲んだとしましょう。その風邪薬を身体が嫌っているのかどうか、あなたの身体がその風邪薬をありがたいと感じているかどうかを、本来であれば、あなたは、それを感じることができるはずなのです。あなたが飲んだ風邪薬を、その後も継続して飲み続けるかどうか、あなたは、あなたの身体に判断させることができるはずなのです。しかし、あなたは、風邪薬の身体への影響を、感覚的に感じることがはありません、吐き気などの副作用が顕著に出ない限り。そして、今後も服用するかどうかについて、あなたは、身体の声を聞くことは無く、あなたの思考に判断を委ねているはずです。あなたがどうしてそうするか、あなたは、身体の感覚に鈍感になってしまったのです。

別の例でいえば、あなたがマッサージを受けたときに、マッサージ師から、例えば「首もとがガチガチですよ。」とか言われて、驚いたことはありませんか?あなた自身は、こっているという自覚は無いにも関わらず、マッサージ師は、あまりの筋肉の硬直に驚いているような。

あなたは、身体の声にどのくらい敏感でしょうか?例えば、あなたは頭痛もちなので、カイロ・プラクティックを受けているとしましょう。あなたの頭痛にカイロプラクティックが利くかどうか、あなたの身体は何て言ってますか?その声が聞こえますか?身体の声を聞いて、食事のメニューを考えていますか?ベッドに入る時間は、身体に聞いていますか? おそらく、あなたには、身体の声が届いていないはずです。

あなたが、もし、悲しいけど泣けない、腹をかかえて笑ったことが無い、というような状態であるのなら、あなたは、あなたの身体の中の感情を抑制しているのです。あなたと身体の間に溝があるのです。これを、私は、身体を失った状態と言っているのです。

あなたが、活き活きしている状態とは、あなたの身体と感情が大きく、自由に、滑らかに「動いている」状態です。健康な人は、全身を使って呼吸をしています。深い呼吸によって、息、感情、エネルギーが全身を流通するのを促します。健康な人は、自身の内部で沸き起こる感情を、あますことなく味わいつくします。感情とは、精神という名の海で起きた波です。健康な人は、この波をただ受け入れ味わい、その波の状態を特定の型にはめようとはしません。例えば、悲しいときは、素直に泣きます。その悲しさをがまんしようとはしません。

この身体感覚と共にある状態とは、たとえば、小さな子供達が、喜色満面で公園を駆けずり回っているような、そんな状態です。彼らは間違いなく、「活き活き」としている、身体は動き、感情は動き、表情は動き、そしてその感情、エネルギーがあますことなく表現されている。身体の中の「いのち」の力に触れていて、それが外部へ向かって様々な形の動きで表現される(感情の発露、声、笑い、腕や脚の動き)のを許す、それが「生きている」状態です。

我々は、いつしかからか、身体の中を動めいている何か、感情、欲求、センセーション、感覚、生体エネルギー、を抑制するようになってしまいました。特に、我々は、自分の内側の、悲しみ、怒り、恐怖を感じることを恐れるようになりました。なぜなら、まず、そういった感情そのものが、もの凄い深さと強さを持っており、一度その感情に触れると、そのまま、怒りや悲しみの底なし沼に落ち込んでしまうように感じられるからです。そういった感情に凌駕されてしまって、自分が制御不能に陥るように感じられるのです。そして、次の理由としては、社会的、文化的にそういった感情がタブー視されているために、我々は感情を押し殺すように教育されてきたのです。あなたは、「人前で泣いてはいけない」とか「感情を露にするな」と何度言われたことでしょうか?

我々は感情を抑えるために、身体を無意識の内に硬直させます。からだをこわばらせて怒りを抑えて、あごを張って泣くのをこらえたり、お腹を固くして恐怖を感じないようにします。そしてこの緊張・萎縮・硬直が恒常化してしまったために、我々はそのことに鈍感になっています。あなたは、自分が緊張していることを自覚していません。例えば、私は過去に、何百人というお客様にマッサージを提供してきましたが、大抵のお客様は、とある場所のひどい「こり」を私が指摘すると、驚かれます。ひどい「こり」とは、筋組織がガチガチで、ツボを親指で押そうにも、私の親指が筋肉に一ミリも入り込んでいかないような状態です。そのあまりにもひどい硬直に、お客様自身は無自覚なのです。この、緊張に無自覚な状態を、トランスパーソナル心理学の権威、ケン・ウィルバーはこう喩えます:「それはちょうど全身にいきわたった凍傷に似ている。凍傷の被害者は自分が凍傷にかかっていることに気がつかない。凍傷にかかった部分にまったく感覚がなく、感覚の決如を感じることができないからである。何も感じず、それで十分だとおもっているのだ。」

この身体感覚に鈍感で身体を失っている状態、これを、私は冒頭で「身体を失っている」と表現しており、インド哲学者のオーロビンドは、「致命的ショック」と呼んでいます。このとき、あなたは「動いていません」、すなわち「活き活き」とはしていません。身体は硬直し、感情は封印され、呼吸は浅くなり、声はか細くなり、表情は固くなり、ヴァイタリティティーは感じられません。あなたという存在の「いのち」の「動き」が抑制されてしまっているのです。

是非、ご理解いただきたいのですが、ケン・ウィルバーやアレクサンダー・ローエン(医学博士、精神科医)が指摘するとおり、身体の緊張・萎縮は、何らかの衝動、感覚、感情の筋肉的我慢なのです。例えば、あなたが職場の上司に対してひどく怒っているといしましょう。あなたの心身は、その怒りを、こぶしを握り締めて腕を振り回すような動きを通じて発散させようとしますが、あなたの思考(自我)はそれを許しません。無意識の内に、物凄い力を使って、首、肩、腕の筋肉を萎縮させて、あなたの上半身を凝固させることで、その怒りを封印しようとします。あなたは、その怒りを常に閉じ込めようとしますので、肩の周辺の筋肉は常に萎縮し、慢性的なコリ・痛みや、身体の変形(例:頭が前方に傾く、腕が内側に回っている等)を経験するまでにいたります。あなたが失恋などでひどく悲しみを味わっているのであれば、あなたの心身は、大声で泣くことで、その悲しみを発散しようとします。しかし、上記した通り、あなたの思考はそれを許しません。無意識の内に、奥歯をぎゅっとかみしめて、口を閉めようとします。その結果、あごの周辺の筋肉が極度に緊張し、こめかみのあたりに痛みを感じたり、頭痛を感じるようになります。

あなたの身体の硬直は、あなたが感情を抑制することから発生しています。ですから、その硬直を解消するには、通常のマッサージにより、筋肉を柔らかくするだけでは不十分です。その筋肉を硬直させている下地が解消されていません。また、感情を発散させようにも、身体が極度に緊張していては、あなたの感情は「動きません」。感情とはエネルギーであり、電気のようなものです。筋組織が緊張していると、体液が流通しません。体液は、電気のような感情を流す媒体です。その媒体が動かないのですから、感情は動きません。そこで、身体の緊張を緩和することと、感情を動かすことを同時に行う必要があります。加藤の行うIntegral Bodyworkとは、その双方に働きかける機会を提供するものです。

Integral Bodyworkの進行

Integral Bodyworkは次のように進みます。あなたの観点からすると、形式は、マッサージを受けるのと全く同じです。まず、マッサージテーブルの上に横たわっていただきます。

最初に、私は、マッサージや指圧を施術しながら、あなたのリラクゼーションを促します。そして、深いヒーリングを得るのに、私はあなたの身体のこわばった部分を触りながら、そこで、どんな感情がブロックされているかを指摘します。このとき、私は、サイキックリーディングの技術をつかって、その身体の硬直において、どのように感情が抑制されているかを、解き明かすのです。そして、その感情を開放するのに、私はあなたに、様々な指示をだします。

例えば、怒りによりあなたの首元と両肩が硬直しているのであれば、私はその部分に手をあてながら、あなたに、あなたの呼吸を私が触っている部分に集めさせます。あたかも、あなたの肩が呼吸しているかのような。あなたは、私の助けを借りて、呼吸を通じて、自分の身体と対話します。それと同時に、あなたにヴィジュアリゼーションや、アファーメーションをしていただきます。「こんな状況で、私が怒るのも無理はない」というようなアファーメーションをしてもらいます。こうすると、怒りの抑制が減少していきます。そして更に、私は、あなたの経穴(つぼ)を刺激して経絡(「気」の流れる道)に添ったエネルギーの流通を促進したり、チャクラを活性化することで、あなたの感情、エネルギーが「動く」のを助けます。

この心と身体において、同時に緊張を緩和することで、あなたは、あなた自身がもっている自己治癒力に触れます。あなたの中の不安や葛藤が払拭され、あなたはラクになり、希望にあふれ、愉快になり、ヴァイタリティーを取り戻します。

この総方位的なヒーリングでは、あたかも、マッサージ師、気功師、心理カウンセラー、ヨガのインストラクター、禅の先生が一同に介して、同時に一致協力しながら、あなたの心身状態の改善を図っているような、そんなとても奥深いヒーリングを受けることになります。加藤は、ここであげたそれぞれの要素がほどよく統合された癒しを提供しているのです。


   

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